iPad Retinaは目に毒?!保護フィルムを付けるか付けないか

「新型iPad miniのRetinaディスプレイは目に毒である」
目に毒?なんと挑発的なタイトルだろう。

我が家のiPadは2011年に購入したiPad2で、
iPhoneは去年購入したiPhone5。iPadのほうはまだRetinaディスプレイが導入される前の型で、
4から採用されているiPhoneでは私の愛機も対応している。
朝から晩まで、電車に乗っている手持ち無沙汰な時間や空き時間中はiPhoneの画面を眺めている。
しかしながら最後にその画面を何も隔てない裸のままで見たのはいつだろうか?

普段持ち歩くiPhoneはもちろん、画面が大きい分、
壊れたショックも大きいであろうiPadにも専用のシートを貼り付けて保護している。
特にiPhoneの方はいつどこで不測の事態が起こるか分からないため、特に頑丈な画面保護シートを使用している。
他のものと比べてもだいぶ分厚くいかにも頑丈なシートだ。
そのために気温や摩擦で四隅のところが剥がれかけているが、
全面を小綺麗に貼り付けるよりも強度を重視しているため問題はない。
だからRetinaディスプレイと言われても、
分厚いシートを隔てているため直で見るより画面解像度が下がっているせいで、
いまいちピンとこない。iPadの方にも光が乱反射することを防ぐのに特化したシートを貼っているために、
それらの製品の素の美しさに触れることが少ないまま使用してきた。

ある程度の解像度が確保されていれば問題ないと考えるタイプではあるが、
それでも電気店でちらりと見かけたRetinaモデルのパッドは確かに美しかった記憶がある。
手のひらサイズのiPhoneとは遙かに違う大きさのiPadでのRetinaディスプレイといったら、
それはそれはさぞかし美しく表示されるのであろう。
この記事の筆者のように、この美しい画面についつい惹かれてしまって
財布に手が伸びるかもしれない。視覚に訴えてくる、甘い毒のように。
しかしながら、その美しさに惹かれて買ったところで
おそらく私はまたシートを貼り付けると思う。
美しい画面が傷ついてしまっては元も子もない。
ならばその解像度が少々落ちるとしても安全なように保護しようと。
しかしそれならばRetinaディスプレイなどという
大層なものに買い換える必要はあるだろうか。

美しさと安全性、解像度と頑丈さ。
美しいものの美しさを最大限に引き出して、
傷がついたらその時はすぐにでも新しいものに買い換える!
というような太っ腹かつ潔い人間の方が、
この繊細で美しい機器のユーザーとしては、
最高のパフォーマンスを引き出せる良き相棒となるのかもしれない。

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