被災してから自衛隊に対する心象がマイナスからプラスに大きく変化しました。
日本国民は自衛隊によって守られていると実感し、日本人でよかった。
日本で被災した良かったとさえ思いました。
私たちの町から見える海にアメリカの巨大空母が見えたことも大きな衝撃でした。
さらにその空母から飛び立った1機のヘリコプターが、
日が落ちて真っ暗になった小学校の校庭にまぶしい照明と
大爆音と砂煙りを巻き上げて降りたつのを見たこときは、
救世主が現れたと思うほどに心が震えました。
日本はアメリカと良い関係を築いていることを実感し、
これからもこの良い関係を築いていく必要があるのだと思うようになりました。
私は「日本で報じられないオスプレイの大活躍、
普天間基地から14機がフィリピン救援に」の記事を読んで、フィリピンの被災地で、
日本に配属中のオスプレイが救助作戦に参加し活躍していることを始めて知りました。
これによって、きっとフィリピンではオスプレイや
アメリカに対する心象が大きく変える人がいるのだと思います。
私はアメリカのヘリコプターが救援に来たときの衝撃を体験しているので、
オスプレイに対してほとんど抵抗はありません。
先日滋賀県で行われた日米共同訓練にオスプレイが参加することにも反対しませんでした。
私は、オスプレイには事故率が高いことや性能面に問題があるなどの理由で
日本への配備に反対意見があることを知っていますが、
反対する記事を読んでも心が動きません。
しかし、この記事には心が動きました。
心が動いたのは、オスプレイが平和利用されていることを知り安心したからかもしれません。
一方で、軍備は平和のためにも利用できることを情報発信する機会は、
残念ながら大規模な自然災害という惨事が起き、
多くの人の命が失われる必要があることにも気づきました。
自然災害は世界中のどこかで絶えず起き続けます。
その災害によって被災した人々を救助するために多くの軍用機が動員されます。
オスプレイも間違いなく動因されるでしょう。
そういうオスプレイが平和のために利用されていることを日本で知る機会が増えてきたとき、
オスプレイに対する反発感は徐々に小さくなるのだと思います。
軍事の平和利用に関して、日本は先進国だと聞いたことがあります。
このような記事をもう少し読みなら、日本の平和、
世界の平和についてもう少し知見を広げていきたいと思います。