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ビッグマウス三人衆「本田圭佑」「三浦カズ」「中田英寿」

本田圭佑のビッグマウスは好きです。「世界の中の日本」が意識されているところが、新しいと思います。

これまでのサッカー界のビッグマウスといえば、三浦カズと中田英寿が思い出されます。

三浦カズは、サッカー自体のレベルは低く、日本のサッカー界もレベルが低い中で通用したと思いますが、とにかくハートの熱い人でした。
40歳を超えた現在も現役で、ハートは熱いままです。三浦カズの名言には、

「どんな時でも、人生これでいいと考えちゃいけない。そう思った瞬間に進歩が止まり、後輩たちに抜かれ、置いていかれる」
「(ブラジルの指導者からお前には99%無理と言われて)1%あるんですね。じゃあ、僕は、その1%を信じます」
などがあります。

その熱いハートで、ワールドカップ出場だった夢だった1990年代の日本サッカー界を精神面で引っ張ってくれました。

中田英寿は、日本代表がワールドカップに出場できるようになり、少し強くなった時代、セリエAで活躍する唯一の選手でした。
中田英寿の名言には、

「右へならえをすれば、自分の責任はなくなるからね」
「自分にできることを積み重ねていけば、必ず流れが変わる日が来る。それを信じていられるうちは、どんなことにも耐えられるよ」
などがあります。

中田英寿は、たとえば、味方にだすパスでも、相手を考えたパスではなく、ここまで取りに来いというパスでした。
名言も、他の選手よりレベルの高い人間が、ややイライラしながら諭すようなものが多いです。つまり、結局は、日本の内に向けた発言でした。

それに対して、本田圭祐の発言は、「世界の中の日本」が意識されています。
「日本をなめてるやつは一人一人ぶっ潰せばいい」という発言の「やつ」は、世界のサッカー選手です。
また、ベルギーについて「評価だけ高くて歴史のある国ではない」も、世界全体を見据えた言葉です。

有名な「Jリーグでやってる人が、海外でやってる人にどうあがいても勝てない部分」という発言も、世界の中の日本が意識されています。

本田圭佑のような選手が出てきて、日本のサッカー界も進化していると実感できます。