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韓国では短足扱い!少女時代の本当の魅力とは?

少女時代と聞いて何をイメージするでしょうか?
おそらくほとんどの日本人は「美脚」という言葉を連想すると思います。
しかし、少女時代は決して「美脚」を売りにしているグループではありません。
それどころか本国では足の短さをネタにいじられるメンバーもいるくらいですから。
正直な話、韓国にはスタイルだけなら少女時代を上回るグループはいくつもありますし、
「美脚」なんて何の特徴にもならないのです。

基本的に日本のメディアは右に倣え主義です。
一つ特徴を定めたら、もうそこにしか注目しようとしません。
だから日本に来る度に「美脚」という言葉ばかりを
浴びせられる彼女たちを見ていると気の毒になってしまいます。

では私が思う少女時代の魅力とは何なのかをここでは一つだけ解説したいと思います。
私が感じる少女時代の最大の魅力は、
5人のボーカルラインにあると思います。
下手なことが売りになる日本のアイドルと違い、
韓国のアイドルは徹底的に実力主義です。
どんなに容姿に優れていても核になるメインボーカルが一人もいないグループは評価されません。
そんな中で別格の存在である少女時代の誇る最大の武器は
テヨン、ジェシカ、ティファニー、サニー、ソヒョンによるボーカルラインです。
他のグループに入れば全員がメインボーカルになれるほどの実力を持った5人。
それだけでも凄いことなのに、
更にこの5人は声もそれぞれに個性的。
これが歌の中で時には激しく弾け合い、
時には柔らかに融和する。これこそがまさに少女時代を聴く醍醐味です。

少女時代の基本的な歌唱構成は次のようになります。
Aメロ、Bメロ、(Cメロ)、ブリッジはソロパート
1回目と2回目のサビは全員によるユニゾン
そして最後のサビで、ハモリ、フェイク、掛け合いなどを入れたり、
別のメロディを重ねたりして圧巻の厚みを持たせる。

全ての曲がこの通りではありませんが、このパターンが最も多いような気がします。
こういうことを意識して聴けば少女時代の歌というのは絶対に楽しいと思うだろうし、
きちんと評価したくなるはずです。
以上、足ばかりが注目されて不当な評価を受けている少女時代の歌の魅力でした。