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ボジョレー・ヌーヴォー祭り!ワインを思い出と共に

私は「収穫祭」とか「初鰹」くらいのお祭り気分って印象があるなぁ。
バブル辺りかな?もの凄い量の若いワインが消費されるだとか
猫も杓子もボジョレーだみたいな頃があったけど。

実際、その年の出来を見るってだけで、
しかもワインって熟成させてナンボみたいな所があるから、
初モノだから美味しいって訳でもないのにこんなにありがたがるなんて、
って話は10年ほど前に聞いたかなぁ。

だから結構いろんな所で
「これ本当に美味しいの?」
って疑問を持つ人が多かったなぁ。
私も重いのに随分酸っぱいワインだなぁって思ったし。

それで他の国に売る量が減って困るって文句言われて
少し加減しようって話になったんだっけ?うろ覚え。

そのせいか、最近は落ち着いてきた感じがするけど。

私自身はあまりワインの飲み比べとか馴染みが無いし
全く詳しい訳ではないけれど、
解禁日!ワイン祭りワイン祭り!美味しいおつまみもいかが!?
みたいな雰囲気になるのが好き。

クリスマスとか、バレンタインみたいな。

昔は「何だか良く分からないけど今年の新モノだよ!!」みたいな感じだったけど、
最近ではスーパーでも「今年は●●な気候で~」とかって説明や
「だからこんなおつまみはいかが?」みたいな提案もあって
売り場を眺めるだけでも楽しい。

今の状態って日本的な楽しみ方として、とても良いと思う。
四季を大切にする国だからこそ、収穫祭みたいに初モノを祝う形で、
商業ベース的にもお祭りみたいで賑やかになるし。
実際、この記事を見た時に
「ああ、そんな季節だな」
って思えた。

ソムリエさんのメディア露出や雑誌なんかでも「こう飲むと良い」とか「こんな味」だとか紹介が多くて、
分かりやすく親しみやすい状態になってると思う。

ワインのとっかかりがヌーヴォーっていうのは、まぁ、
ワインを楽しむ上では少し違うかも知れないけれど。

それにしても、このニュースでお話してくれてるソムリエさんが凄く好印象なのは
「フレッシュな分だけ酸っぱくて飲みにくいと感じる人もいるかも」
と、このお祭り感の中でも勧められない部分やその理由を
しっかり説明してくれるのって良いね!

ブルゴーニュでもヌーヴォーでも何でも良いけど、
素人が片っ端から全種類試せる訳じゃないし
こうやってプロの人が味の違いを分かりやすく
説明してくれると嬉しい。

お酒ってやっぱり詳しい人に聞くのが
一番当たるなぁ、って思うね。

このソムリエさん、分かりやすい説明も良かったけど、
「うんちくを語らないこと」
っていうコメントにもの凄く納得して共感してしまった(笑)
そうそう、この時期ににわかワイン通が増えるんだよね、
私みたいな・・・

知らなかったけど2003年と2005年って当たり年だったんだ。
こういう話を聞くと、10年後20年後にこのワインに出会った時に
どんなワインになってるのかなって思って、
そういう旅が出来るからこそのボジョレー・ヌーヴォーのお祭りがワクワクするのかな、なんて
夢見たりしちゃう。