亀田興毅が韓国防衛で八百長?不可解な判定相次ぐ

ボクシングの防衛戦となれば、チャンピオンの称号と共に、ベルトが相手に渡ってしまうかもしれない緊張高まる試合だと思う。

女性の私は技術だとしても、人と人が殴りあう試合はあまり見たいとは思わない。
特に女性ボクサー同士の試合は。
でも選手が試合に賭ける情熱は本当だと思う。
なぜなら下手をすれば死んでしまう可能性があるから。
だから試合は目の当たりに出来ないけれど、尊敬に値する部分はあると思う。

そんな世界にあって、亀田三兄弟はいつ見ても異種に見えた。

昔、ニュースで男の子三兄弟に、父親がボクシングを教えている映像が流れた。
ピンポン球を使ったりして、厳しい父親に従い練習をしていた。
それが亀田三兄弟を始めて見た日だった。

その時は、たまによく見る熱血親父が、自分の夢を子供に託した仲良し親子の映像だなぁと思っていた。
だけど三兄弟は本当にプロになった。

父親そっくりで敬語を話さない三兄弟が、本当にチャンピオンになれるのか?と、ちょっとひがみが入った気持ちで見ていたが、チャンピオンになり父親の教えていた練習方法は役に立ったのだなぁと思った。
だが次男・大毅と内藤選手との試合での騒動があり、世間から酷いバッシングを受け、父親がメディアから姿を消すことになった。
それでも兄弟はボクシングを辞めることなく、興毅・大毅・和毅共に史上初の世界王者となった。

ニュースで初めて見た頃には想像できなかった結果を、三兄弟は出していた。
本当なら賞賛に値すると思うのだが、なぜかそれができないのが、試合終わりに出てくる疑惑だ。

11月19日、韓国で行われたWBA世界バンダム級タイトルマッチで韓国の選手と亀田興毅は戦った。
新聞欄で試合があることを知り、見はしなかったが、チャンピオンなんだしなんとなく亀田が勝つのかなぁと思っていた。
ネットで結果を知ったのだが、あぁやっぱり勝ったんだ。
でも、これって勝ちなの?と記事を読んで思った。

亀田はラウンド5回に相手選手のストレートを顔面にくらい、9回は連打を浴びてサウンドバック状態、10回は相手の左フックでダウンを奪われた。
これだけのことを文字で読んだだけでも、亀田は防衛に失敗し、チャンピオンの称号とベルトは相手の選手に渡すこととなったと想像できる。
だけど結果は亀田の勝利。
「不可解判定」と書かれてもおかしくないだろう。

父親と共に、三兄弟はやや攻撃的な振る舞いで前に進んできた。
その結果、三兄弟揃って史上初世界王者になり、今は攻撃的ではなく、その地位を守る側にいる。
守る側になったことで、ボクサーとしての情熱を忘れてしまったのだろうか。



0 件のコメント:

コメントを投稿